先日、息子と話しました。名前はユカイ(雄海)といいます。
ユカイは昨年まで大学院でデザイン・建築を学んでましたが、修了して今は代官山にある建築事務所で働いています。
ユカイ曰く、今、業界ではBIMという新しい技術が導入されつつあり、モデリングソフトでモデルを作れば、それに合わせて図面を引いてくれるそうです。すると、これまでCADで図面書いて、モデルを作るという順番とは逆になるので、大学院で苦労して学んだCADは何だったんだって苦笑してました。
今まで通用した方法が、だんだんと通用しなくなるわけです。環境が変わって、明らかに、フェーズが変わっちゃうってことですね。
大学も同じだと感じています。周りの環境が変わっているのに、大学自体が変わらないと、いつのまにか新しいフェーズで機能しなくなってしまいます。
ところでみなさんは、これから90分間(大学の授業1コマ分)講演を頼まれたら、聴衆を最初から最後まで魅了する話のネタがありますか?
もし、特段何も思いつかなかったとしたら、普段の生活が、割と常識の範囲内で収めてしまっているのかもしれません。特別なことをやっていないので、ネタが見つからないというか。
逆に、懸命に生きて、壁にぶつかっても諦めないで、突き抜けようと努力する中で、あまり他の人が経験しないような状況に直面したり、何かを悟ったりする人は、90分ではとうてい足らない、話のネタがあるだろうと思います。
環境が変わり、フェーズが変わるのであれば、それに合わせて、勉強もしなければなりません。経営学で、マーケティング、セールス、ファイナンス、ソトラテジーなどをひととおり学んだとしても、その環境が変わっているわけなので、常に、実際の現場の中で考え抜いていかなければ、うまく機能しないでしょう。
ビジネスモデルも、どんどん変わっているじゃないですか。学校も同じです。
今日の聖句は、有名な「起きよ、光を放て、、、」ですが、年も新たに2020年になりましたので、みなさんも起き上がって、光を放ち続けるようにがんばってください。
光を放つ人のところに、人は、集まってきますから。
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賛美歌 363 み神の力は
聖書箇所 イザヤ書60章1 ~ 4 節
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