何をやるでも選択肢が多くて迷ってしまいがちになる。
選択肢が多いということは、選択の幅を広げてくれる情報が手に入りやすいということ。スマホでもPCでも、いくらでも他の可能性を探すことができる。
物やサービスを買う場合、それは顕著になる。例えば、衣食住に関するすべてのチョイスで、情報を揃えすぎると、どれにするか最終的な決断に迷ってしまうだろうし、購買したあとでも、次々と新しい商品やサービスが出てくるので、もう少し待てばよかったとか、別のものにしておけばよかったなどと、嘆くこともあるだろう。
これは、提供する側も同じで、商品開発から初期投資、製造からマーケティング、営業から売買成立まで、懸命にやっても、競合業者や他業者、代替製品提供者などが入り混じり、市場のスピードや変化が激しく、基本的には短命に終わるとのことである。
大変です。
私はギターを買うなら、ギブソンと決めているので、まったくそれについては、迷わない。できればギブソンメンフィスがいいと思っている。
しかし、よく知らない商品やサービスの場合は、迷ったあげく、結局買わないことさえあるので、これもどうしたものかと思う。
ただ、このあたりー迷う場合と迷わない場合ーに打開策のヒントが隠れていると思っているので、学術によってソルーションを提供したいものだと思う。
むしろ、人文社会的な課題だと思っている。