2020年3月で学長任期の2年目を終えます。4月からの新年度は3年目になります。
教職員は専任、兼任合わせて1,000人以上、学生も10,000人以上の組織なので、桜美林で学び、働くすべての人の思いに応えることはなかなか難しいですが、いろんな人の声を聴きながら今年も頑張りたいと思います。
最近よく感じるのですが、学長としての取り組みは、職務とか仕事とかの範疇を超えた「学長道」です。
最初の頃は、学長の職務とか責任とか考えていました。そのうちに、学長業だなとも思ったことがありました。でも最近は、学長道だと感じています。
よく言われるように、学長道は、「真・善・美」に基づく思考や行動が基本だと思っています。
また、桜美林に適合する学長道として、これに「厳格・寛容・柔軟・楽観・信念」を、加えるのがいいと思っています。
オベリン・バリューとして
厳格:水準を意識し、上げていく厳格さ、懸命にやってみる態度
寛容:失敗や人を許す寛容さ、失敗からも学ぶ姿勢
楽観:楽観的、なんとかなるという気持ち
柔軟:多様性を受容する柔軟さ、なんでもやるという姿勢
信念:信仰力、信じる力、祈る力、あきらめない忍耐力
を掲げたいのです。
2020年も、チャレンジが続きます。