【報告】世界の実物体験ワークショップ実施(博物館教育論):2019年7月3日(水)

本学には博物館学芸員課程が開かれています。学芸員資格の取得のための必修科目の一つである「博物館教育論」では、ご担当の石渡尊子先生からのご依頼で、ワークショップを毎学期実施しています。テーマは本プロジェクトの学校教育に対するアウトリーチ教育プログラムを博学連携の一形態として取り上げるもので、今学期は7月3日(水) に実施しました。本プロジェクトの活動内容、3つのリソースとそれらを活用した5つのアウトリーチ教育プログラム等についての紹介、そして実際に教育現場で行っているアクティビティの体験としてブラジルの「チクタク」を題材にした「伝言工作ゲーム」を組み込み、ワークショップ型で授業を行いました。

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【報告】春学期リベラルアーツセミナー(桜美林大学リベラルアーツ学群初年次必修科目)対象の世界の実物体験ワークショップが終了しました

新入生 計24クラス297名が訪れました

7月1日(月)に本学リベラルアーツ学群の授業「リベラルアーツセミナー」を履修している学生と担当教員が本プロジェクトを訪れ、本プロジェクトの活動内容を紹介しました。この授業は新入生の必修授業として、本学での学びにおいて求められる基本的な知識や学習スキルを習得することを目的としています。14〜15名程度と少人数制のこの授業では、教室の外に出て学内のさまざまな施設を訪ね、実地で学ぶ学習活動も取り入れられています。 本プロジェクトでは、このリベラルアーツセミナーの見学を毎年4〜6月にかけて受け入れており、本プロジェクトの活動内容を実物を用いたアクティビティを交えながら紹介しています。7月1日(月)が今学期最後の見学受け入れとなり、ここまで計24クラス、297名が本プロジェクトを訪れました。

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【報告】世界の実物体験ワークショップ(青梅市国際理解講座):2019年6月22日(土)

6月22日(土)に青梅市教育委員会国際理解講座にて、世界の実物体験ワークショッププログラム(以下、実物WSP)を実施しました。同講座では2015年度から5年連続でご依頼を頂いています。本プロジェクトは、同日に加え、7月13日(土)の2回の講座を担当しました。今年度も小学5年生のクラスと小学6年生から高校1年生までのクラス、計2クラスを対象に、両日ともそれぞれのクラスでワークショップを行いました。1回目の6月22日(土)では、本プロジェクトのワークショップメニューの中より、5年生クラスには「世界のコマの回し方クイズ」を、6年生以上のクラスには「世界の楽器体験」をそれぞれ実施しました。今回はこの実物WSPについてご報告します。2日目の7月13日に実施した留学生との活動については近日中にご報告します。どうぞお楽しみに!
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【報告】国際学生訪問ワークショップ実施(町田市立忠生小学校):2019年6月19日

2019/6/19(水)東京都・町田市立忠生小学校4学年:総合的な学習の時間における国際理解教育(60分)

町田立忠生小学校で4年生(3学級99名+学級担任ほか4名)を対象にワークショップを行いました。同校では、例年4年生の総合的な学習の時間における国際理解教育の一環として、私たち草の根プロジェクトが「国際学生訪問授業ワークショップ」を実施しています。今年度はモンゴルと中国の学生2名とエデュケーターが訪問し、国際理解の学習の「はじめの一歩」となるような楽しい学びをお届けしました。

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草の根プロジェクトは桜美林大学の授業も支援しています2:「生涯学習概論」2019

本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラムの支援は、地域(学外)だけでなく、学内の教育活動もその対象です。本プロジェクトは、桜美林大学の授業をはじめとした教育活動に対しても、さまざまなアウトリーチ教育プログラムを実施しています。対象となる学生、授業科目の分野・目的は多様で、それぞれに応じたワークショップを企画・実施し、より豊かな学びづくりをサポートしています。

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【報告】国際学生訪問ワークショップ(神奈川県立相原高校):2019年5月29日

2019/5/29(水)神奈川県立相原高等学校総合ビジネス科3年生(60分) 

「国際理解教育支援」という大きな看板を掲げる私たち草の根プロジェクト。実は、子どもたちが人生を考える学びのお手伝いにも携わっています。今回はそんな大変ユニークなワークショップの報告です。

さる5月29日(水)本学キャンパスに20数名の高校生がやってきました。神奈川県立相原高等学校総合ビジネス科の3年生です。草の根プロジェクトが同校の教育活動へ協力を始めたのは、今から14年前にさかのぼります。その頃より、留学生との協働的な交流学習を行っています。なんと100名を超える留学生メンバーが、相原高校の生徒を対象にしたワークショップに参加しました。

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草の根プロジェクトは桜美林大学の授業も支援しています1:「リベラルアーツセミナー」2019

本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラムの支援は、地域(学外)だけでなく、学内の教育活動もその対象です。本プロジェクトは、桜美林大学の授業をはじめとした教育活動に対しても、さまざまなアウトリーチ教育プログラムを実施しています。対象となる学生、授業科目の分野・目的は多様で、それぞれに応じたワークショップを企画・実施し、より豊かな学びづくりをサポートしています。

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【報告】パルテノン多摩で出張博物館を開催しました:2019年5月3日

”史上最長”と言われた2019年の大型連休。その終盤5月3日、草の根プロジェクトは今年もパルテノン多摩(正式名称:多摩市立複合文化施設パルテノン多摩)世界の遊びと衣装の出張博物館を開催しました。

多摩市で長年「パルテノン」と親しまれている同館の、親子でさまざまな体験やものづくりができる施設「キッズファクトリー」と連携してさまざまなプログラムを開催するようになり、7年がたちます。ここ数年は5月3日に出張博物館を開催してきました。毎年5月3~5日の3日間、最寄駅の多摩センター駅周辺では「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり」というイベントが盛大に催され、キッズファクトリーも通常以上に多くの親子・家族が訪れるそうです。

今年の出張博物館への来場者は、なんと300名越え!!実はとても驚異的な数字です!本プロジェクトが各地で開催する出張博物館とくらべると、同館はそれほど大きな規模ではありません。しかし、それでも毎年大盛況で150~200名ほどの来場者があります。なかには「毎年5月3日はここに来る」というご家族もいらっしゃるほどです。もはやキッズファクトリーの恒例行事のひとつと言ってもよいかもしれません。そんな同館での出張博物館。今年はその来場者数記録を大幅に更新しました。

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【報告】町田子どもセンターただONで出張博物館を開催しました:2019年4月27日

大型連休の初日4月27日(土)町田市忠生地域の「子どもセンターただON」で世界の遊びと衣装の出張博物館を開催しました。同じ地域にある社会教育施設の同館と連携を始めて3年度目となります。今回、同館では初めて世界の民族服や帽子も多数持ち込んだ出張博物館を開催しました。初めて目にする服や帽子に、現場でお手伝いしてくださった同館職員さんも思わず見とれ、感激や感動の声がもれてしまうほど。

まず、今回とても嬉しかったことがあります。それは、ある子どもたちとの再会です。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私たち草の根プロジェクトは近隣地域の学校教育の多くの現場もさまざまな方法で支援しています。同じ地域にある町田市立山崎小学校で、毎年2月に卒業をひかえた6学年児童を対象に国際理解の授業を実施しています。再会したのは、その授業を受けたというある子どもです。

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【お知らせ】ワークショップ・プログラムがパワーアップ!発達段階や環境等に合わせたパッケージメニューを公開します

草の根プロジェクトは、独自のリソース「ヒト(人的資源)」「モノ(世界の実物資料)」「シエ・ワザ(知的資源)」を効果的に活用し、国際/異文化理解や多文化共生の教育を支援しています。設立して20数年、学内外に開かれたリソースセンターとして、さまざまな現場で多くの人々の学びをサポートしてきました。その支援の具体的なかたちとして、5つのアウトリーチ教育プログラムをご案内しています。

さて、そのアウトリーチ教育プログラムが、このたびパワーアップします!新たにご提案するのは、各年齢・学年の子どもの発達段階や課題を考慮したさまざまなメニューです。「このワークショップは、どんなアクティビティで構成されているのか」中身がよりはっきり具体的に見える、いわば ”パッケージ” メニューです。

現場の教職員のみなさんは、年間・学期、あるいは単元の学習計画を見通して、私たちのワークショップの時間を組み込んだり、前後の学習活動とあわせた指導・支援の方策を考えたりできるようになると思います。さまざまな教育現場と草の根プロジェクトの学びづくりがより連関され、相互の強みがより発揮されることが期待できるでしょう。そんな可能性をわかちあい、共に教育活動に取り組めるパートナー的な関係性になれれば、私たち草の根プロジェクトは大変嬉しく思います!

下記の画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。

 

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