【近況報告】2021年度も頑張っています!学内編

桜が美しい私たちのキャンパスも、気づけば蝉たちの大合唱に包まれています。2020年1月以来続く新型コロナ感染症とのたたかいが、これほどまでに長く厳しいパンデミックになるとは、どれだけの人が予測していたでしょうか。おそらく多くの人々の想像をはるかに超えるようなインパクトではないかと思います。

このようななかでも、私たちは人間の学び育ち、生きる力を信じています。私たち草の根プロジェクトだからこそできる学びづくりを追及しています。2021年度8月までに取り組んだ活動について報告します。

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【報告】学内授業科目における実物資料の利用を再開しました

桜美林大学では、実習・実験などを含む一部の授業科目では、感染防止対策を徹底した上で対面型の授業を実施しています。草の根プロジェクトでは、4月からオンライン型のワークショップで学内の授業に対する支援を行ってきました。さらに、対面型の授業実施にあわせ、学内に限り、実物資料の利用を再開することにしました。

実物資料を媒介にした感染を防ぐためには、利用者のマスク着用や手指の消毒に加えて、使用後の拭き取り除菌が必要となります。しかし、資料の素材によっては、除菌を繰り返すことで劣化が進んでしまいます。そこで、特に使用する機会の多い実物資料を中心に、傷みやすい塗装面を保護するためにニスによるコーティングを実施しました。

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【報告】2019年12月20日(金)に博物館教育論で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました

12月20日(金)の2時限に博物館教育論(ご担当:石渡尊子先生)で本プロジェクトが世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。今回はワークショップの全体的な流れを追いつつ、活動の一端をご紹介します。

さて、博物館には以下4つの機能があるということをご存知でしょうか。

  • 資料の収集・保管
  • 調査研究
  • 展示
  • 教育普及

この科目では、これらのうち博物館の「教育普及」に焦点をあて、博物館における教育活動や博物館と学校教育とが連携した取り組みである「博学連携」等を学びます。本プロジェクトは、収集した世界各国の実物資料を活用した教育活動を、現場に応じたさまざまな形で提供することによって学内外の教育に貢献しています。この日の授業では、こうした事業に取り組む本プロジェクトを一つの博物館と見立て、学内における博学連携の取り組みとして捉えます。このワークショップの目的は、博物館教育論の履修生たちにとって、草の根プロジェクトが具体的な事例として学びの素材とすることにあります。

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【報告】世界の実物体験ワークショップ(帝京大学教育学部中山ゼミ):2019年6月27日(木)

2019年6月27日(木)他大学のゼミを対象にしたワークショップを本学で実施しました。これは本プロジェクトにとって初めての試みです。訪問されたのは帝京大学教育学部の中山京子先生のゼミのみなさんです。ゼミの活動の中で、本プロジェクトをホームページで知ったという学生さんを通じ、ゼミ内でその関心が共有されたそうです。本プロジェクトについて知る中で、ワークショップの体験を希望され、依頼を受けました。

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【報告】世界の実物体験ワークショップ(「あそびと生活」健康福祉学群):2019年7月18日(木)

2019年7月18日(木)に本学健康福祉学群の授業である「あそびと生活」(福田きよみ先生)において世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。春学期のみ開講されるこの授業へのご協力は、今回で3回目となりました。

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【報告】世界の実物体験ワークショップ実施(博物館教育論):2019年7月3日(水)

本学には博物館学芸員課程が開かれています。学芸員資格の取得のための必修科目の一つである「博物館教育論」では、ご担当の石渡尊子先生からのご依頼で、ワークショップを毎学期実施しています。テーマは本プロジェクトの学校教育に対するアウトリーチ教育プログラムを博学連携の一形態として取り上げるもので、今学期は7月3日(水) に実施しました。本プロジェクトの活動内容、3つのリソースとそれらを活用した5つのアウトリーチ教育プログラム等についての紹介、そして実際に教育現場で行っているアクティビティの体験としてブラジルの「チクタク」を題材にした「伝言工作ゲーム」を組み込み、ワークショップ型で授業を行いました。

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【報告】春学期リベラルアーツセミナー(桜美林大学リベラルアーツ学群初年次必修科目)対象の世界の実物体験ワークショップが終了しました

新入生 計24クラス297名が訪れました

7月1日(月)に本学リベラルアーツ学群の授業「リベラルアーツセミナー」を履修している学生と担当教員が本プロジェクトを訪れ、本プロジェクトの活動内容を紹介しました。この授業は新入生の必修授業として、本学での学びにおいて求められる基本的な知識や学習スキルを習得することを目的としています。14〜15名程度と少人数制のこの授業では、教室の外に出て学内のさまざまな施設を訪ね、実地で学ぶ学習活動も取り入れられています。 本プロジェクトでは、このリベラルアーツセミナーの見学を毎年4〜6月にかけて受け入れており、本プロジェクトの活動内容を実物を用いたアクティビティを交えながら紹介しています。7月1日(月)が今学期最後の見学受け入れとなり、ここまで計24クラス、297名が本プロジェクトを訪れました。

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草の根プロジェクトは桜美林大学の授業も支援しています2:「生涯学習概論」2019

本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラムの支援は、地域(学外)だけでなく、学内の教育活動もその対象です。本プロジェクトは、桜美林大学の授業をはじめとした教育活動に対しても、さまざまなアウトリーチ教育プログラムを実施しています。対象となる学生、授業科目の分野・目的は多様で、それぞれに応じたワークショップを企画・実施し、より豊かな学びづくりをサポートしています。

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草の根プロジェクトは桜美林大学の授業も支援しています1:「リベラルアーツセミナー」2019

本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラムの支援は、地域(学外)だけでなく、学内の教育活動もその対象です。本プロジェクトは、桜美林大学の授業をはじめとした教育活動に対しても、さまざまなアウトリーチ教育プログラムを実施しています。対象となる学生、授業科目の分野・目的は多様で、それぞれに応じたワークショップを企画・実施し、より豊かな学びづくりをサポートしています。

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【報告】11/23(金)「年少者日本語教育」で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました

11月9日(金)に本学リベラルアーツ学群の「年少者日本語教育」(15名)で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。依頼内容は、一つに体験的な活動を日本語を母語としない児童生徒を対象とした日本語学習の活動に取り入れる参考事例として、履修している学生が本プロジェクトのワークショップを体験すること。そして、もう一つが実物資料を教材とした学習活動について学生同士で検討させたい、というものでした。

そこで、今回は2種類のコマを使用した「コマ回し伝言ゲーム」をペアで体験してもらいました。その後、このゲームの教育的な意図について解説し、それを受け、学生たちには本プロジェクトの世界のけんだまを活用した学習活動の検討と発表に取り組んでもらいました。

本プロジェクトについて紹介し、この日のワークショップの目的を共有した後、コマ回し伝言ゲームに挑戦です。

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