【活動報告】神奈川県綾瀬市「あやせフレンドシップキッズ」最終クラス実施しました②

神奈川県綾瀬市は、同市内の米軍厚木基地(正式名称:厚木海軍飛行場) と連携し、あやせっ子日米交流事業として「あやせフレンドシップキッズ」 に取り組んでいます。桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトは、2021年度より同市よりご依頼を受け、「交流とは何か」を出発点に、人間のコミュニケーションのしくみやあり方、人や文化の多様性などをキッズたちが学ぶワークショップ型クラスの企画・実施の役割を担っています。

同事業に携わり2年度目。私たちが企画・実施する全4回のキッズ研修はすべて対面で行いました。そのほかの交流・体験活動もほぼすべて対面で実施できたということです。そこで、今年度の活動全体をこどもの発達の観点から概観し、私たちなりに考察してみたいと思います。なお、キッズ研修最終回(2023年2月18日)については、こちら(活動報告①)よりご覧いただけます。そして、交流・体験活動前のクラス(2022年8月21日・28日・9月3日)については、こちらより活動報告記事をご覧いただけます。

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【コラム】最終回/学而事人と草の根プロジェクト④学生の経験と学び

2019年度をふりかえり、2020年度を迎えるにあたって「学而事人」という視点で草の根国際理解教育支援プロジェクトを見つめ、コラム「学而事人と草の根プロジェクト」をお届けしてきました。シリーズ最終回となる今回のテーマは、「学生の経験と学び」です。スタッフのひとりとして本プロジェクトに参加している学生たちが、学内外でのさまざまな教育活動を通じ、何を学び、どう成長しているかをお届けします。

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【コラム】学而事人と草の根プロジェクト②留学生がいるからできること

学内外の教育現場からの要望に応じて支援を行う本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラム。多様な現場における学生の活動を「学而事人」の実践としてシリーズでご紹介しています。前回は、世界各国の実物資料を活用したワークショップや出張博物館における学生の活動についてご紹介しました。2回目となる今回は、アウトリーチ教育プログラムの中でも留学生の存在が絶対不可欠な2つのワークショッププログラムと、そのなかで留学生が果たす役割についてご紹介します。

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【コラム】学而事人と草の根プロジェクト③アウトリーチ教育プログラムに臨むための準備

これまでこのコラム「学而事人と草の根プロジェクト」では、学内外の教育現場からの依頼に応じて実施するアウトリーチ教育プログラムにおいて、スタッフとして参加する学生たちがどのような活動をしているのか、以下のようなテーマでそれぞれご紹介してきました。

コラム1:実物資料を活用したワークショップや世界の遊びと衣装の出張博物館において、学生が学習者・来場者へ体験を促し、学びを触発するファシリテーターとしての役割について

コラム2:留学生がそれぞれの個性・背景を活かしながら、本学への留学を含む一人ひとりのライフヒストリーを素材にしたワークショップについて

そして、3回目の今回は、これらの教育活動の実践に携わる学生スタッフが、アウトリーチ教育活動本番までに、どのような事前準備をしているのかについて、ご紹介します。

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【コラム】学而事人と草の根プロジェクト① 学生はどんな活動をしているか

草の根国際理解教育支援プロジェクト(草の根プロジェクト)です。2019年度も残り2ヶ月をきりました。さて、私たち草の根プロジェクトの今年度中のアウトリーチ教育プログラムは、3月までの実施予定を含めると、その実績は計96件となります。これらの多くの活動において、学生たちが大きな力となっています。今年度は24名の学生たちが、学内外におけるワークショップや出張博物館の実施にのべ134回携わりました(3月の予定も含む)。学生スタッフは本プロジェクトの活動に参加することで「人々の学びに貢献したい」という動機で集まっています。しかし、学群・学年(年齢)・専攻、国籍や言語などの背景は異なります。この多様な彼らが互いに協力しながら、それまで個々に培ってきた力を活かし、学内外における教育支援に取り組んでいます。学生としてさまざまな現場に貢献するこうした取り組みは、まさに本学園モットーの「学而事人」(学んだことを人々や社会のために役立てる)を実践するものといえるでしょう。そこで、本プロジェクトにおける学生の学内外の教育活動への貢献とその活動について、今回から4回シリーズでご紹介していきます。
今回は、世界各国の実物を体験的に活用するアウトリーチ教育プログラムにおける学生の役割です。
 
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