【近況報告】2021年度も頑張っています!学外編

前回は学内における教育支援活動をご紹介しました。今回は学外からの依頼に応じて実施した草の根オンラインワークショッププログラムについてご報告いたします。

学外における教育支援

2021年度になり、学校教育や社会教育のみなさんからアウトリーチ教育プログラムへのお問合せやご依頼が寄せられるようになってきました。7月に小学校と放課後こども教室の現場でそれぞれワークショップを実施しました。いずれもオンライン会議システム(Zoom)を活用したワークショップです。遠隔で活動の場を共にすることができない環境下にあっても、「すべての子どもが学びの主役として平等に参加・体験する」ことを、私たち草の根プロジェクトは第一に考え学びづくりをしています。

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【報告】新しいワークショップで応援!武蔵野市の子どもたちにオンラインワークショップを実施しました:2020年11月14・28日(土)

地球規模の難題に立ち向かい続け、気づけば木々の葉が色づき、冷たい空気を感じる季節になりました。冬を迎える北半球に暮らす私たちにとって、いま一度気を引き締め、皆でこの未曾有の事態を乗り越えていかなければなりません。まさにグローバルな課題にどう向き合い、どう協働するかという力が問われているのではないでしょうか。

さて、今回のアウトリーチの現場は、東京都武蔵野市にある武蔵野プレイスの「世界を知る会ジュニア」という講座です。大変な時期にある今年は、オンライン・システムを活用した新しい試みです。また、対象は小学校低学年の子どもと保護者(両日とも10組20名)としました。この親子対象という方法も、同講座では初の試みです。

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【お知らせ】10/24(土)・25(日)町田市立国際版画美術館で展示を実施します

10月24日(土)、25日(日)に町田市立国際版画美術館で開催される「第22回ゆうゆう版画まつり」にて草の根プロジェクトがパネル展示を実施します。町田市立国際版画美術館での展示は2018年以来となります。前回は「世界の遊びと衣装の出張博物館プログラム」を実施しましたが、現在は新型コロナウィルス感染症の感染防止のため、オンラインワークショッププログラムを除き休止しています。

そこで、今回は接触することなく、文化の多様性に親しんで頂けるよう、実物資料の写真と留学生の生活体験をもとにしたクイズのパネル展示を企画いたしました。

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【報告】学内授業科目における実物資料の利用を再開しました

桜美林大学では、実習・実験などを含む一部の授業科目では、感染防止対策を徹底した上で対面型の授業を実施しています。草の根プロジェクトでは、4月からオンライン型のワークショップで学内の授業に対する支援を行ってきました。さらに、対面型の授業実施にあわせ、学内に限り、実物資料の利用を再開することにしました。

実物資料を媒介にした感染を防ぐためには、利用者のマスク着用や手指の消毒に加えて、使用後の拭き取り除菌が必要となります。しかし、資料の素材によっては、除菌を繰り返すことで劣化が進んでしまいます。そこで、特に使用する機会の多い実物資料を中心に、傷みやすい塗装面を保護するためにニスによるコーティングを実施しました。

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【報告】新しいワークショップで応援!青梅市の子どもたちにオンラインワークショップを実施しました[後編]:2020年7月25日(土)

聴いてみよう!留学生のライフヒストリー

青梅市国際理解講座における2回シリーズのオンラインワークショップ。2回目の7月25日、留学生メンバーの登場です。この日は5名の留学生(ビジネスマネジメント学群4年:台湾、グローバルコミュニケーション学群4年:香港、健康福祉学群4年:香港、リベラルアーツ学群4年:中国、交換留学生:中国)が参加しました。 異例の学習形態・環境で春学期を乗り越えた学生たちが初のオンラインのワークショップに臨みました。これまで現場訪問の実績が多い学生もいれば、経験が浅い学生や初参加の学生もいました。事前のミーティングや研修、個人練習を経たメンバー5名で2つのクラスを担当し、子どもたちの学びの大きなリソースとなりました。

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【報告】新しいワークショップで応援!青梅市の子どもたちにオンラインワークショップを実施しました[前編]:2020年7月18日(土)

青梅市教育委員会が昭和62年より市内の児童・生徒を対象に通年講座として開催している国際理解講座。本プロジェクトは、2015年度から講師依頼を頂き、ワークショップを実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響により、講座の開催自体もどうなるか心配された今年度ですが、ZOOMを用いたワークショップを開催しました。例年同様、各回小学5年生のクラスと小学6年生から高校1年生までのクラスを対象に実施したワークショップを前後編に分けてご紹介します。

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新たなワークショップの形ー非接触型のプログラム開発に取り組んでいます

久しぶりの投稿となりました。
 
草の根プロジェクトでは、2月下旬から従来のアウトリーチ教育プログラムの実施を中止しています。アウトリーチ教育プログラムでは、エデュケーターと学生スタッフが世界各国の実物資料などを活用して、学習者とともに活発なコミュニケーションを伴う多種多様な活動を行います。これらは、参加者同士が極めて近い距離でコミュニケーションするものです。
こうした従来の方法は、残念ながら、当面の間実施することはできません。そのため、昨年度から依頼を受け、予定していたワークショップや出張博物館も、中止もしくは延期となりました。
 
そこで、4月から5月にかけて、本プロジェクトを紹介する動画の制作やオンライン形式でのワークショップのプログラム開発などに取り組んでいました。完成した動画(シリーズ4本)は現在公開中です。ぜひご覧ください。
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【報告】2020年2月8日(日)正和幼稚園で世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました

日本、そして世界中で大変困難な状況にありますが、教育活動のご報告をお届けしています。2つの小学校での活動報告につづき、今回は正和幼稚園で開催した世界の遊びと衣装の出張博物館についてご報告します。これが草の根プロジェクトの今年度最後のアウトリーチ教育活動の実践となりました。教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

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【報告】2020年2月6日(木)相模原市立淵野辺小学校で「スーホの白い馬×モンゴル理解」ワークショップを実施しました

一部では再開されたところもありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校が今もなお多くの学校で続けられています。このような状況ですが、先月、小学校で実施した教育活動のご報告をお届けしています。前回の横浜の小学校につづき、今回は桜美林大学からすぐの相模原市立淵野辺小学校です。 教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

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【報告】2020年1月19日(日)に第37回橋本こどもまつりで世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました

私たちが今回出向いたのは「第37回橋本子どもまつり」です。このおまつりは子どもたちが主役の行事で、相模原市立橋本公民館が力を入れる事業のひとつだそうです。草の根プロジェクトは第30回(2012年度)より、世界の遊びと衣装の出張博物館を出展するかたちで、同館とおまつりを企画して・実施・参加する子どもたちたちを応援してきました。この橋本子どものなかでも大人気の恒例企画として位置づけていただいているようで、今年度の出展も早々にご依頼いただいていました。

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