【報告】生涯学習(公開講座)「桜美林エクステンション」にて親子向けオンラインワークショップを実施しました〜B to Bに加えるB to Cのアプローチ

2021年10月16日(土)に「桜美林エクステンション」で親子向けオンラインワークショップを実施しました。公開講座におけるワークショップの実施は初めての試みです。これまでも私たちの教育リソースを活かした異文化理解の学びの場を、より広く地域の方に提供したいと考えてきましたが、その希望をかなえる新たな試みとなりました。

草の根プロジェクトは、これまで数多くの教育支援活動を「アウトリーチ教育プログラム」という枠組みで実施してきました。これは、学内外の教育現場からの依頼に応じ、草の根プロジェクトが現場に出向いて実施するもので、クライアントのみなさんの要望や時間的、環境的な条件に対応する支援の形を、バリーション豊かに発展させてきました。これは、クライアントの現場に対して教育支援を実施するもので、教育分野における「B to B(Business to Business)」といえるでしょう。

例えば学校からの場合は、依頼を受けた学年・クラスの子どもたちのみが対象となり、誰でも参加できるわけではなりません。

しかし、今回桜美林エクステンションの講座として開講することによって、草の根プロジェクトならではのユニークな学びの場を広く公開する機会になりました。希望する方は誰でも直接草の根プロジェクトのワークショップに参加することができます。これは他の教育現場を介さず学習者と草の根プロジェクトが直接つながる「B to C(Business to Customer)」型といえます。

従来の依頼に応じて実施する形(左)に加え、公開講座としてワークショップを誰でも参加可能な学びの場として開くことができます(右)

保有するヒトとモノの特長を活かした学びの場として、草の根プロジェクトは数多くの実践を積み重ね、近年は「ワークショップメニュー」という形でその可能性をしています。こうしたノウハウを本学の公開講座として主体的に活用し、どなたでも参加可能な形で開くことは、地域貢献の新たなチャンネルとすることになります。

今回は、オンラインワークショップの形をとり、午前中に小学校低学年、午後は高学年以上を対象としました。特に午前中は、親子での参加を必須とし、保護者の方も一緒に楽しんで頂きました。今後はオンラインだけでなく、対面型のプログラムの実施も含めて検討しこうした機会を広げていきたいと考えています。

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