【お知らせ】新年度(2019年度)各種アウトリーチ教育プログラムについて

暖かな日差しがふりそそぎ、ふくらんだ桜のつぼみが花開くときを待っています。今年度も多くの学校/社会教育、多文化共生のまちづくりに取り組む自治体や団体・組織など、さまざまな現場のみなさまよりお問合せや協力依頼をお寄せいただき、たくさんの学びづくりを実践することができました。心より感謝いたします。

5つのアウトリーチ教育プログラムの今年度のご依頼は、すべて受付を終了し、来年度のご依頼に関するお問合せを開始しております。すでに実施日程やプログラム・活動内容等について、ご相談を進めている現場もあります。来年度の学習/教育・事業計画をされているみなさん、草の根プロジェクトについての疑問・質問・相談などありましたら、どうぞお早めにお問合せください。

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【報告】2/20町田市立山崎小学校で楽器を活用した世界の実物体験ワークショップを実施しました

この日、私たちが授業をしたのは町田市立山崎小学校。卒業まであと21日という6年生の子どもたち約60名です。この時期の6年生を対象に、同校で授業をするようになって今回で5回目です。

小学校6学年の音楽科の学習には、世界の音楽に親しむ単元があります。その発展として、総合的な学習の時間における国際理解教育という位置づけで、私たち草の根プロジェクトのワークショップ型の授業をご依頼いただいたのがはじまりです。以来、同校では6年生の年間学習計画に組み込まれ、その年の6年生の先生方とボランティア・コーディネーターさんの連携よって、この授業がリレーのように継続されています。今年度は、東京都オリンピック・パラリンピック教育一環として、これまでの学習活動と関連させるかたちで実施することになりました。

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【報告】2/14町田市立忠生小学校で世界のこまを活用した世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました

「1月は往く、2月は逃げる、3月は去る」― 日本の年明け3カ月の時の速さを表したことばです。瞬く間に過ぎていき、気づけば新年度を迎えます。学校教育現場では学年末・年度末で大変重要な時期です。学習/教育・研究活動の総仕上げ・ふりかえり、次年度にむけた準備でいっぱいです(この状況は大学も同じです!)。しかし、子どもたちの学びはどんなときでも常に現在進行形です。私たち草の根プロジェクトは、この時期も学校/社会教育活動の現場を支援しています。

先日、私たちが授業を行ったのは、町田市立忠生小学校4学年(3学級・約100名)です。この日の授業は世界の実物体験ワークショップで、今回は世界各地の多種多様なこまを学習リソース(学習材)として活動しました。

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【報告】2/2(日)横浜市立並木第一小学校で実物体験ワークショップPを実施しました

横浜市は誰もが知る国際都市です。そんな横浜市金沢区にある並木第一小学校では、外国につながる子どもたちも学んでいます。多様な子どもたちみんなが参加できる楽しい学び。私たち草の根プロジェクトが大切にする学びづくりです。

この日は2年生の子どもたち60名ほどを対象に世界の実物体験ワークショップを実施しました。今回は、こま・けん玉・すごろくなど、子どもたちが大好きな遊び道具の体験です。小学校では、1年生の生活科で「昔遊び」という単元があり、年末年始の時期にこれらの遊び道具にふれます。学校によっては、2年生が1年生にいろいろな遊びを教えてあげるといった交流学習を展開するところもあります。また、3年生になると、新たに総合的な学習の時間が始まり、そのなかで国際理解の学習にも取り組むようになります。このような流れから、2年生のこの時期にこのようないろいろな遊び道具を使った体験活動を実施することは、とても有意義です。

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【報告】2019年1月17(日)(木)相模原市立田名小学校で「スーホの白い馬×モンゴル理解」ワークショップを実施しました

学年末の3学期、日本の多くの小学校では2学年の国語科(光村図書)で「スーホの白い馬」が学習され始めます。この物語はモンゴルで語り継がれる民話ですが、日本でも何十年にも渡って親しまれています。そのため「モンゴルと言えば『スーホの白い馬』!」という方もたくさんいらっしゃいます。

今回は、その「スーホの白い馬」の学習の入口として、子どもたちが物語の舞台であるモンゴルについて興味を持ち、物語を読み進めていく足がかりとなるようにということで世界の実物体験ワークショップを行いました。その対象は相模原市立田名小学校の2年生(4学級・約120名)の子どもたちです。ご依頼をいただいた学級担任4名の先生方と事前に活動に適した会場や環境づくり、時間設定、活動のねらいや内容などを綿密に相談しました。この日は、学年を2学級にわけ、それぞれ1時間という時間割を組んで、計2回・2時間の授業を実施しました。

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【報告】12/13(木)町田市立本町田小学校で実物体験ワークショップを実施しました

この日の対象は、同校の特別支援学級のこどもたち全30名と先生方・支援スタッフのみなさん。学年、発達課題や特徴など多様なこどもたちが学んでいるクラスです。こちらでは、地域の方々との交流や通常の学校生活ではなかなかできない体験活動を大切にされているそうです。そこで、今回、草の根プロジェクトで何かできないかと、担任の先生よりご相談をいただき、実物体験ワークショッププログラムを実施することになりました。この日は、日本を含む世界各地のこまやけん玉の体験です。

ブラジルのけん玉「チクタク」の遊びランド。右端がブラジルで入手した本物の「チクタク」、左の10点は草の根プロジェクトで制作したもの。
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【報告】11/23(金)「年少者日本語教育」で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました

11月9日(金)に本学リベラルアーツ学群の「年少者日本語教育」(15名)で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。依頼内容は、一つに体験的な活動を日本語を母語としない児童生徒を対象とした日本語学習の活動に取り入れる参考事例として、履修している学生が本プロジェクトのワークショップを体験すること。そして、もう一つが実物資料を教材とした学習活動について学生同士で検討させたい、というものでした。

そこで、今回は2種類のコマを使用した「コマ回し伝言ゲーム」をペアで体験してもらいました。その後、このゲームの教育的な意図について解説し、それを受け、学生たちには本プロジェクトの世界のけんだまを活用した学習活動の検討と発表に取り組んでもらいました。

本プロジェクトについて紹介し、この日のワークショップの目的を共有した後、コマ回し伝言ゲームに挑戦です。

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【報告】11月9日(金)生涯学習概論における世界の実物体験ワークショッププログラム

11月9日(金)に本学リベラルアーツ学群の「生涯学習概論」で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。依頼内容は学習方法のひとつである「ワークショップ」を学生に実際に体験させたいということで、大学生向けの国際理解を目的としたワークショップを授業内で行いました。 “【報告】11月9日(金)生涯学習概論における世界の実物体験ワークショッププログラム” の続きを読む

【報告】11月3日(土)青梅市国際理解講座で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました

11月3日(土)に青梅市国際理解講座で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。同講座は青梅市教育委員会の主催で1年間にわたりオムニバス形式で、国際理解を目的とした体験活動や英語学習などの機会を青梅市内の小学4年生から高校1年生までを対象に実施されているものです。本プロジェクトは2015年度よりご依頼を受け、今年で4年連続の開講となりました。そして、昨年に引き続き、本プロジェクトが2回連続でワークショップを実施させて頂くことになりました。

1回目となるこの日は、5年生のみ(20名)と6年生(32名)から高校1年生までの2つに分け、それぞれグループで問題解決に取り組むアクティビティをワークショップで体験してもらいました。 “【報告】11月3日(土)青梅市国際理解講座で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました” の続きを読む

【報告】8月2日(木)本学健康福祉学群の授業「遊びと生活」で世界の実物体験ワークショップPを実施しました

8月2日(木)に本学健康福祉学群の授業「遊びと生活」(担当:福田きよみ先生)において、世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。3・4年生を対象としたこの授業には、幼稚園教諭・保育士の資格取得を目指す学生が多く履修しています。今回は、特に、卒業後そうした現場に立ったときの教育活動の幅を広げる教育リソースとして、本プロジェクトを認識し、自らが体験を通じてその意義を理解することをねらいにワークショップを企画・実施しました。

今回のワークショップでは、これまでに学内の他の授業で実施してきたプログラムをベースに、世界各国のコマやけんだまを学生が体験する時間を充分確保することで、学生自身がそうした遊び道具に親しみ、興味・関心を持つことができるよう、アレンジを加えました。

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