新たなワークショップの形ー非接触型のプログラム開発に取り組んでいます

久しぶりの投稿となりました。
 
草の根プロジェクトでは、2月下旬から従来のアウトリーチ教育プログラムの実施を中止しています。アウトリーチ教育プログラムでは、エデュケーターと学生スタッフが世界各国の実物資料などを活用して、学習者とともに活発なコミュニケーションを伴う多種多様な活動を行います。これらは、参加者同士が極めて近い距離でコミュニケーションするものです。
こうした従来の方法は、残念ながら、当面の間実施することはできません。そのため、昨年度から依頼を受け、予定していたワークショップや出張博物館も、中止もしくは延期となりました。
 
そこで、4月から5月にかけて、本プロジェクトを紹介する動画の制作やオンライン形式でのワークショップのプログラム開発などに取り組んでいました。完成した動画(シリーズ4本)は現在公開中です。ぜひご覧ください。
“新たなワークショップの形ー非接触型のプログラム開発に取り組んでいます” の続きを読む

桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクト 2019年度の振り返り

2020年度が始まりました。草の根国際理解教育支援プロジェクトは活動開始23年目を迎えます。1997年、そのころ日本では21世紀を展望した教育の在り方として国際理解教育が重要な柱のひとつとして掲げられ、「総合的な学習の時間」の導入により本格的に進められようと模索されていました。それから20年、現場では教科横断的(学際的)な課題に取り組む学習活動を通じ、「国際・グローバル・多様・ボーダーレス」化が急激に進む21世紀を生きる力を育む取り組みがなされてきました。この間にはさまざまな出来事がありましたが、いくつもの「これまで経験したことがない困難」に遭遇し、立ち向かってきました。そして、今まさにそのような大変厳しい地球規模の課題とたたかっています。このような状況のなかで教育によって社会を支える私たちの使命を深く考えながら、2019年度のあゆみを振り返りました。

“桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクト 2019年度の振り返り” の続きを読む

【報告】2020年2月8日(日)正和幼稚園で世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました

日本、そして世界中で大変困難な状況にありますが、教育活動のご報告をお届けしています。2つの小学校での活動報告につづき、今回は正和幼稚園で開催した世界の遊びと衣装の出張博物館についてご報告します。これが草の根プロジェクトの今年度最後のアウトリーチ教育活動の実践となりました。教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

“【報告】2020年2月8日(日)正和幼稚園で世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました” の続きを読む

【報告】2020年2月6日(木)相模原市立淵野辺小学校で「スーホの白い馬×モンゴル理解」ワークショップを実施しました

一部では再開されたところもありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校が今もなお多くの学校で続けられています。このような状況ですが、先月、小学校で実施した教育活動のご報告をお届けしています。前回の横浜の小学校につづき、今回は桜美林大学からすぐの相模原市立淵野辺小学校です。 教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

“【報告】2020年2月6日(木)相模原市立淵野辺小学校で「スーホの白い馬×モンゴル理解」ワークショップを実施しました” の続きを読む

【報告】2020月2月1日(土)横浜市立並木第一小学校で世界の実物体験ワークショップを実施しました

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、小中学校・高校が臨時休校となって10日がたちました。年度末の授業や大切な行事がいつものようにできず、学校教育現場は淋しさに包まれています。大学も同様で卒業式が中止となり、残念でならない学生や保護者・ご家族を思うと、教職員も胸が痛みます。このような状況ですが、1カ月ほど前に小学校と幼稚園で実施した教育活動のご報告を3つお届けします。今回はその1つ目です。こんなときだからこそ、いつものように実践を振り返り、研究活動に励むことは、教育によって社会を支える私たちの使命であり、大事なことだと考えます。この記事が多くの人に届き、明るさや元気の小さな源になればと思います。

“【報告】2020月2月1日(土)横浜市立並木第一小学校で世界の実物体験ワークショップを実施しました” の続きを読む

【コラム】最終回/学而事人と草の根プロジェクト④学生の経験と学び

2019年度をふりかえり、2020年度を迎えるにあたって「学而事人」という視点で草の根国際理解教育支援プロジェクトを見つめ、コラム「学而事人と草の根プロジェクト」をお届けしてきました。シリーズ最終回となる今回のテーマは、「学生の経験と学び」です。スタッフのひとりとして本プロジェクトに参加している学生たちが、学内外でのさまざまな教育活動を通じ、何を学び、どう成長しているかをお届けします。

“【コラム】最終回/学而事人と草の根プロジェクト④学生の経験と学び” の続きを読む

【報告】2020年1月19日(日)に第37回橋本こどもまつりで世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました

私たちが今回出向いたのは「第37回橋本子どもまつり」です。このおまつりは子どもたちが主役の行事で、相模原市立橋本公民館が力を入れる事業のひとつだそうです。草の根プロジェクトは第30回(2012年度)より、世界の遊びと衣装の出張博物館を出展するかたちで、同館とおまつりを企画して・実施・参加する子どもたちたちを応援してきました。この橋本子どものなかでも大人気の恒例企画として位置づけていただいているようで、今年度の出展も早々にご依頼いただいていました。

“【報告】2020年1月19日(日)に第37回橋本こどもまつりで世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました” の続きを読む

【コラム】学而事人と草の根プロジェクト②留学生がいるからできること

学内外の教育現場からの要望に応じて支援を行う本プロジェクトのアウトリーチ教育プログラム。多様な現場における学生の活動を「学而事人」の実践としてシリーズでご紹介しています。前回は、世界各国の実物資料を活用したワークショップや出張博物館における学生の活動についてご紹介しました。2回目となる今回は、アウトリーチ教育プログラムの中でも留学生の存在が絶対不可欠な2つのワークショッププログラムと、そのなかで留学生が果たす役割についてご紹介します。

“【コラム】学而事人と草の根プロジェクト②留学生がいるからできること” の続きを読む

【コラム】学而事人と草の根プロジェクト③アウトリーチ教育プログラムに臨むための準備

これまでこのコラム「学而事人と草の根プロジェクト」では、学内外の教育現場からの依頼に応じて実施するアウトリーチ教育プログラムにおいて、スタッフとして参加する学生たちがどのような活動をしているのか、以下のようなテーマでそれぞれご紹介してきました。

コラム1:実物資料を活用したワークショップや世界の遊びと衣装の出張博物館において、学生が学習者・来場者へ体験を促し、学びを触発するファシリテーターとしての役割について

コラム2:留学生がそれぞれの個性・背景を活かしながら、本学への留学を含む一人ひとりのライフヒストリーを素材にしたワークショップについて

そして、3回目の今回は、これらの教育活動の実践に携わる学生スタッフが、アウトリーチ教育活動本番までに、どのような事前準備をしているのかについて、ご紹介します。

“【コラム】学而事人と草の根プロジェクト③アウトリーチ教育プログラムに臨むための準備” の続きを読む

【お知らせ】2/23(日・祝)の地球市民フェスタin ODAWARA は中止となりました

2/23(日・祝)地球市民フェスタin ODAWARA は中止となりました。これに伴い、同フェスタ特別企画として開催予定でした私たちの「世界の遊びと衣装の出張博物館」も中止となります。

今後も草の根プロジェクトはさまざまな活動に取り組んでいきます。今回の出張博物館を楽しみにしてくださっていた皆様、どうぞこれからも私たちの活動にお越しいただければ幸いです。

小田原市 ホームページ
 
地球市民フェスタ実行委員会 Facebook

https://www.facebook.com/461276950551530/posts/