【お知らせ】ニュースレター・年報最新号が完成しました

本プロジェクトの『ニュースレター46号』と、『桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトのあゆみvol.8 2019年度』年報)が完成しました。

ニュースレター46号では、新たに公開した非接触型のアウトリーチ教育プログラムである「草の根オンラインワークショッププログラム」について詳しくご紹介しています。オンラインでできるワークショップメニューのほか、どのようにして行うのか、ネットワークの活用方法や手順などについてご覧頂けます。ご依頼の際の参考にぜひご活用ください。

年報では、2019年度に行ったアウトリーチ教育プログラムの実施データのほか、昨年度当サイトにて4回にわたって連載したコラム「学而事人と草の根プロジェクト」をまとめて再録しました。また、2019年度で卒業した学生スタッフによるエッセイ「私の経験と学び」も掲載しています。

いずれもPDF版は当サイトにて公開しています。刊行物ページよりぜひご覧ください。また、ニュースレターは、町田市・相模原市立の小中学校や社会教育施設に郵送でお届けしているほか、出張博物館の会場にて配布しています。

ニュースレター46号
vol.8 2019年度

【お知らせ】新しいアウトリーチ教育プログラムを追加します〜「草の根オンラインワークショッププログラム」

草の根プロジェクトでは、これまで実施してきた5つのアウトリーチ教育プログラム(現在休止中)に加え、2020年9月より新たに「草の根オンラインワークショッププログラム」を開始します。これは、オンライン会議システムを用いることによって、本プロジェクトと学習者の接触を避けつつ、ヒトやモノのリソースを活かした学びを提供するものです。

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【報告】新しいワークショップで応援!青梅市の子どもたちにオンラインワークショップを実施しました[後編]:2020年7月25日(土)

聴いてみよう!留学生のライフヒストリー

青梅市国際理解講座における2回シリーズのオンラインワークショップ。2回目の7月25日、留学生メンバーの登場です。この日は5名の留学生(ビジネスマネジメント学群4年:台湾、グローバルコミュニケーション学群4年:香港、健康福祉学群4年:香港、リベラルアーツ学群4年:中国、交換留学生:中国)が参加しました。 異例の学習形態・環境で春学期を乗り越えた学生たちが初のオンラインのワークショップに臨みました。これまで現場訪問の実績が多い学生もいれば、経験が浅い学生や初参加の学生もいました。事前のミーティングや研修、個人練習を経たメンバー5名で2つのクラスを担当し、子どもたちの学びの大きなリソースとなりました。

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【報告】新しいワークショップで応援!青梅市の子どもたちにオンラインワークショップを実施しました[前編]:2020年7月18日(土)

青梅市教育委員会が昭和62年より市内の児童・生徒を対象に通年講座として開催している国際理解講座。本プロジェクトは、2015年度から講師依頼を頂き、ワークショップを実施してきました。新型コロナウイルス感染症の影響により、講座の開催自体もどうなるか心配された今年度ですが、ZOOMを用いたワークショップを開催しました。例年同様、各回小学5年生のクラスと小学6年生から高校1年生までのクラスを対象に実施したワークショップを前後編に分けてご紹介します。

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新たなワークショップの形ー非接触型のプログラム開発に取り組んでいます

久しぶりの投稿となりました。
 
草の根プロジェクトでは、2月下旬から従来のアウトリーチ教育プログラムの実施を中止しています。アウトリーチ教育プログラムでは、エデュケーターと学生スタッフが世界各国の実物資料などを活用して、学習者とともに活発なコミュニケーションを伴う多種多様な活動を行います。これらは、参加者同士が極めて近い距離でコミュニケーションするものです。
こうした従来の方法は、残念ながら、当面の間実施することはできません。そのため、昨年度から依頼を受け、予定していたワークショップや出張博物館も、中止もしくは延期となりました。
 
そこで、4月から5月にかけて、本プロジェクトを紹介する動画の制作やオンライン形式でのワークショップのプログラム開発などに取り組んでいました。完成した動画(シリーズ4本)は現在公開中です。ぜひご覧ください。
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桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクト 2019年度の振り返り

2020年度が始まりました。草の根国際理解教育支援プロジェクトは活動開始23年目を迎えます。1997年、そのころ日本では21世紀を展望した教育の在り方として国際理解教育が重要な柱のひとつとして掲げられ、「総合的な学習の時間」の導入により本格的に進められようと模索されていました。それから20年、現場では教科横断的(学際的)な課題に取り組む学習活動を通じ、「国際・グローバル・多様・ボーダーレス」化が急激に進む21世紀を生きる力を育む取り組みがなされてきました。この間にはさまざまな出来事がありましたが、いくつもの「これまで経験したことがない困難」に遭遇し、立ち向かってきました。そして、今まさにそのような大変厳しい地球規模の課題とたたかっています。このような状況のなかで教育によって社会を支える私たちの使命を深く考えながら、2019年度のあゆみを振り返りました。

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【報告】2020年2月8日(日)正和幼稚園で世界の遊びと衣装の出張博物館を開きました

日本、そして世界中で大変困難な状況にありますが、教育活動のご報告をお届けしています。2つの小学校での活動報告につづき、今回は正和幼稚園で開催した世界の遊びと衣装の出張博物館についてご報告します。これが草の根プロジェクトの今年度最後のアウトリーチ教育活動の実践となりました。教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

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【報告】2020年2月6日(木)相模原市立淵野辺小学校で「スーホの白い馬×モンゴル理解」ワークショップを実施しました

一部では再開されたところもありますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校が今もなお多くの学校で続けられています。このような状況ですが、先月、小学校で実施した教育活動のご報告をお届けしています。前回の横浜の小学校につづき、今回は桜美林大学からすぐの相模原市立淵野辺小学校です。 教育によって社会を支えることが私たちの使命です。こんなときだからこそ、歩みを止めずに教育・研究活動に励むことが大切だと考えます。この記事が多くの人に届き、エネルギーの源や学びの種になればと思います。

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【報告】2020月2月1日(土)横浜市立並木第一小学校で世界の実物体験ワークショップを実施しました

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、小中学校・高校が臨時休校となって10日がたちました。年度末の授業や大切な行事がいつものようにできず、学校教育現場は淋しさに包まれています。大学も同様で卒業式が中止となり、残念でならない学生や保護者・ご家族を思うと、教職員も胸が痛みます。このような状況ですが、1カ月ほど前に小学校と幼稚園で実施した教育活動のご報告を3つお届けします。今回はその1つ目です。こんなときだからこそ、いつものように実践を振り返り、研究活動に励むことは、教育によって社会を支える私たちの使命であり、大事なことだと考えます。この記事が多くの人に届き、明るさや元気の小さな源になればと思います。

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【コラム】最終回/学而事人と草の根プロジェクト④学生の経験と学び

2019年度をふりかえり、2020年度を迎えるにあたって「学而事人」という視点で草の根国際理解教育支援プロジェクトを見つめ、コラム「学而事人と草の根プロジェクト」をお届けしてきました。シリーズ最終回となる今回のテーマは、「学生の経験と学び」です。スタッフのひとりとして本プロジェクトに参加している学生たちが、学内外でのさまざまな教育活動を通じ、何を学び、どう成長しているかをお届けします。

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