桜の開花とともに、2024年度を迎えました。昨年度も1年間、私たち草の根国際理解教育支援プロジェクトは、学内外のさまざまな現場において充実した活動を実施することができました。そこで、2023年度の教育活動の実践をふりかえり、その成果や課題をご報告いたします。
総括
2020年から流行が始まった新型コロナ感染症が大きな節目を迎えました。2023年5月、WHOがパンデミックの宣言終了を発表し、その後、日本でも5類感染症へと切り替えらえれました。このことは2023年世界的なインパクトを与えた出来事のひとつであると言えるのではないでしょうか。
これにより、地球規模での人々の往来が戻り、国内外のあちらこちらで活気がよみがえってきました。 社会のさまざまな現場で長らく休止されていた催しや活動が再開されました。私たち草の根国際理解教育支援プロジェクトも対面によるアウトリーチ教育活動を本格的に再始動しました。このことは、今年度をふりかえったとき、本プロジェクトにとって最も大きなことです。
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