【活動日記】2024年3月に実施したワークショップ

 草の根プロジェクトは2024年3月に学外で各種のワークショッププログラムを5回実施しました。町田市・相模原市の小学校でのモンゴル理解のワークショップに加え、久しぶりに幼稚園児を対象としたワークショップも行いました。そのなかで、今年度の締めくくりの活動となった川崎市立藤崎小学校わくわくプラザでのワークショップについてとりあげます。

年度末の締めくくりはオンラインワークショップの恩人へ

 川崎市立藤崎小学校わくわくプラザ(運営:公益財団法人かわさき市民活動センター)には、本学リベラルアーツ学群1期生の堀込しおりさんが勤務しています。川崎市立藤崎小学校わくわくプラザ2020年度コロナ禍における対面型プログラム休止時より、同施設とは最も多くオンラインワークショップ(8回)を協働して実践してきました。最近では、本プロジェクトによるワークショップは同施設の年間行事に組み込まれており、子どもたちに大変親しまれ、心待ちにしてくれる子どもたちが大勢いるそうです。

 そこで、3月下旬にオンラインワークショップを一度実施した後、世界の実物体験ワークショップを実際に訪問して初めて対面でワークショップを行いました。当日は低学年の子どもたち60名ほどが「桜美林大学の先生たちがやってくる!」と歓迎してくれました。
 対面型の活動を休止した当初、多くの現場と同様、私たちにとってもzoomを活用した教育活動は手探りでした。そんなときに、そのアイデアやノウハウを開発・確立し、プログラムのバリエーションを豊かにすることができたのは、堀込さんをはじめとした同施設関係者みなさんのご協力のおかげです。そして、何より同施設の子どもたちがいつも楽しんでくれたからこそ、私たちも試行錯誤を楽しみながら実践を重ねることができました。

 対面型のプログラムを本格的に再開した今年度の締めくくりに、この「小さな恩人たち」と直接会い、本プロジェクトならではの体験を提供することができました。このことに私たちは大きな喜びと達成感を感じています。そして、これからも堀込さんのような本学卒業生の活躍を応援していければと考えています。

町田市立忠生小学校

学生スタッフが「世界のコマの回し方クイズ」の正解発表でデモンストレーション
多くの子どもたちがすぐに回し方をマスターしたトルコのコマ。

藤崎小学校わくわくプラザ(3/27(水))

ワークショップの最後まで参加した子どもたちと一緒に。
このワークショップでは、インドネシアとトルコのコマ、世界のけんだまをじっくりと体験しました。時間にとらわれず子どもたちのペースに合わせて