11月9日(金)に本学リベラルアーツ学群の「年少者日本語教育」(15名)で世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。依頼内容は、一つに体験的な活動を日本語を母語としない児童生徒を対象とした日本語学習の活動に取り入れる参考事例として、履修している学生が本プロジェクトのワークショップを体験すること。そして、もう一つが実物資料を教材とした学習活動について学生同士で検討させたい、というものでした。
そこで、今回は2種類のコマを使用した「コマ回し伝言ゲーム」をペアで体験してもらいました。その後、このゲームの教育的な意図について解説し、それを受け、学生たちには本プロジェクトの世界のけんだまを活用した学習活動の検討と発表に取り組んでもらいました。
本プロジェクトについて紹介し、この日のワークショップの目的を共有した後、コマ回し伝言ゲームに挑戦です。
言葉はもちろん、ジェスチャーも交えて伝え合った後に、言葉とコミュニケーションについての短いレクチャーを交えた振り返りを行い、けんだまを活用した学習活動の検討と発表へ移りました。発表では、初めて見た物であるにも関わらず、ユニークな視点を持った活用方法の提案がなされました。なかには、地域の日本語教室で実際に教育活動に携わっている学生もいるそうです。今回のワークショップでの経験が、現場での学習支援活動の助けになることを期待します。