【報告】2/25(日)「世界の遊びと衣装の出張博物館」小田原で開催しました

さる2/25(日)神奈川県西部の小田原市で「地球市民フェスタ2018 in ODAWARA」が開催されました。そのイベントの特別企画として、本プロジェクトの好評プログラム「世界の遊びと衣装の出張博物館」を実施しました。

友達と一緒に民族衣装を着て記念撮影

この日も、日本も含めた世界のけんだま(20点)とこま(15点)、世界各地でひろく親しまれているインド発祥のすごろく、そして、色とりどりの世界の民族服(25着)・帽子(10点)を展示しました。私たちの所有するこれらの資料は、遊びに来てくださるみなさんが手にとり、実際に遊んだり試着したりできます。このような「ハンズ・オン」展示やアウトリーチを行う博物館、実はなかなか珍しいんです!

世界のけんだまを楽しむ子どもたち

この日はどんより曇り空。しかし、そんな空模様を感じさせないほど、私たちの出張博物館の会場には元気な声が響き渡り、たくさんの笑顔で満ちていました。開会してすぐの10時から午後4時まで、1日中来場者は途切れることなく、大盛況に終わりました。赤ちゃん、就学前のかわいい子どもたち、元気いっぱいの小学生、わが子と楽しむ保護者やご家族、そして人生の大先輩の方々。来場者の世代は多岐にわたりました。また、言語・文化的な背景もさまざまだったように感じます。年齢や国を超え、多様な方々が楽しんでいらっしゃいました。

会場内をぐるっと回って見学される方、好きなものや気になったものを中心に楽しまれる方、すべてをじっくり見たり体験したりしてゆっくりしていく方、何度も何度も訪れてくれる子ども、また私たちスタッフとお話ししてくださる方など、出張博物館での過ごし方や楽しみ方は十人十色です。そのような自由な学びができるというのが、私たちのハンズ・オン資料を使った出張博物館の最大の魅力です。

インドネシアのコマに家族でチャレンジ

ホンモノに触れる、体験してみるという行為は、私たちに豊かな感情体験を与えてくれます。さらに、その体験を家族や友達と共にすることで、より強く記憶に残るのではないでしょうか。同フェスタを主催・実行されるみなさんがいつも大切に考えられていることは、「親子や家族で楽しむ場・機会となること」だそうです。そして、今年のテーマ(ねらい)は「小田原で世界旅行 ~Touch & Enjoy ~」ということでした。それらを実現するための一助となれたのであれば、私たちも嬉しく思います。

 

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