【報告】大盛況に終わりました!世界の遊びと衣装の出張博物館

さる10月1日、第21回さがみはら国際交流フェスティバルが開催されました。気持ちのよい秋晴れのなか、大勢の来場者で会場はにぎわっていました。桜美林大学では、同フェスティバルの会場のひとつとして第二国際寮の一部を提供しています。私たち草の根プロジェクトはその会場を担当し、多くの方に異文化を楽しんでいただける「世界の遊びと衣装の出張博物館」を開催しています。

インドネシアのコマを回す子どもたち

世界のマンカラは保護者の方にも大好評でした
世界各国のけんだまの一部
「世界の遊びと衣装の出張博物館」今回の会場は桜美林大学の第二国際寮でした

今年も10時の開会前から夕方4時の終了まで来場者が途切れることがなく、大盛況でした。その数、なんと750名!草の根プロジェクトは2006年より同フェスタに出展参加していますが、この来場者数は圧倒的な数字です(昨年度は約200名)。

来場者の背景もさまざまです。小さなお子さまからご高齢の方まで、親子やご家族、子ども同士、趣味や活動を共にされるご友人同士と、年齢・年代は多岐に渡ります。また、国や言語もバラエティ豊かです。母国の衣装や帽子を嬉しそうに眺める方、他の国の遊び道具を親子で楽しまれる方。相模原市は人口72万人のうち、外国籍住民は1万2千人以上もいる多言語多文化共生のまちです。その縮図とも言える風景が私たちの出張博物館で見ることができました。年齢・年代、国籍・言語などの背景や立場を問わず、誰でも安心して、思い思いに楽しみ、学ぶことができるユニバーサルなミュージアム。それが、私たち草の根プロジェクトの「世界の遊びと衣装の出張博物館」です。

来場者の出張博物館に来てから帰るまでの滞在時間を見ても、多くの方が平均して30分から1時間はいます。長い場合は、午前中に来てから数時間ずっと楽しんでいる親子やご家族も、今年は少なくなかったように感じます。

子どもたちを夢中にさせるのはビンゴゲームです。会場内にハンズ・オン展示するさまざまな実物資料(遊び道具)に自ら手を伸ばし、楽しむことを促すしかけになっています。「けん玉やこまにチャレンジすると、ビンゴシートにスタンプがもらえる!それならば、全部チャレンジしてビンゴを達成しよう!パーフェクトを目指そう!」と時間も忘れ、夢中になってしまうわけです。ビンゴをクリアすると、草の根プロジェクトオリジナルのポイントカード「キッズファンクラブパスポート」のポイントもゲットできます。すでにポイントをたくさん集め、オリジナルグッズを手に入れた子どもたちもいます。草の根プロジェクトにはかわいいファンがいっぱいです。いつも遊びに来てくれる顔なじみの子ども、夏に実施したワークショップクラスに参加してくれた子ども、学校の授業で出会った子どもなど、この日もたくさんの常連さんが来てくれました。

出張博物館の学生スタッフ

なお、今年は相模原市教育委員会より後援をいただきました。また、近隣地域の小学校10校のご協力により、各校の児童(約6000名)にチラシを配布いたしました。この場をお借りして、関係者のみなさまにお礼申し上げます。草の根プロジェクトは、さまざまな学びの機会・場をより多くの子どもたちや家庭にお届けできるよう、これからも自治体や学校教育と連携していきます。

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