【お知らせ】20周年記念展示

私たち桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクト(略称:草の根プロジェクト)が誕生したのは、今からちょうど20年前のことです。

多様化や変化が急激に進む21世紀を目前に、小中高校に総合的な学習が導入され、本格的に国際理解教育が行われるようになる、学校教育の大きな転換期でした。「大学とは地域を構成する一員であり、地域に支えられて存在するものである。大学は地域にひらかれ、積極的に知を還元すべきである。国際理解教育こそ、桜美林大学だからこできる地域貢献である。」そう考えた二人の先生、故・上山民栄先生(初代代表、本学名誉教授)と故・高橋順一先生(第二代代表、本学名誉教授)が立ち上げた本プロジェクトは、1997年6月28日に学内外の教育関係者を対象に公開研究会を開き、活動をスタートさせました。以来、本学留学生や世界各地の実物資料を活用したアウトリーチ教育活動を通じ、学内外のさまざまな現場の教育活動に貢献してきました。

このたび、20周年を記念した特別展示を開催いたします。

栄光館2階の展示。アウトリーチ教育プログラムの概要やこれまでの実績のほか「国際学生訪問授業プログラム」、「異文化協働体験ワークショッププログラム」をポスターで紹介しています。 また、ものづくりのワークショップで、モデルとして使用する実物や、それをもとに制作した作品も展示しています。ケースの外に展示した作品は手にとって体験することができます。

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帰国する留学生が実物資料を寄贈してくれました。

桜美林大学はかねてより2期制で、9月入学(留学)生もいます。同時に、この時期は卒業や留学終了の時期でもあります。昨年9月より本プロジェクトのメンバーとして1年間活動したリンさん(ベトナム・ハノイ、ハノイ大学大学院生/留学生別科生)が帰国を前に、母国ベトナムの民族楽器と木版画を寄贈してくれました。 “帰国する留学生が実物資料を寄贈してくれました。” の続きを読む