【報告】世界の実物体験ワークショップ(帝京大学教育学部中山ゼミ):2019年6月27日(木)

2019年6月27日(木)他大学のゼミを対象にしたワークショップを本学で実施しました。これは本プロジェクトにとって初めての試みです。訪問されたのは帝京大学教育学部の中山京子先生のゼミのみなさんです。ゼミの活動の中で、本プロジェクトをホームページで知ったという学生さんを通じ、ゼミ内でその関心が共有されたそうです。本プロジェクトについて知る中で、ワークショップの体験を希望され、依頼を受けました。

この日は17名のゼミ生とゼミご担当の中山先生を本学にお招きしました。はじめに、本プロジェクト事務室では、アウトリーチ教育プログラム利用ガイドや年報、ニュースレター等とともに、3つの教育リソースと5つのアウトリーチ教育プログラム等の活動の概要についてについて紹介しました(冒頭写真)。

その後、本学のチャペルである荊冠堂地下1階に移動し、実物を活用したアクティビティ体験とそのねらいの紹介を目的としたワークショップを実施しました。ワークショップでは、はじめにゼミを3つの小グループに分け、それぞれアンクルンの合奏ゲームに取り組んでもらいました。

ランダムに3つのグループに分けるところ。

グループに別れた後、1オクターブ分のアンクルンをそれぞれに渡しました。ここからはグループのメンバーによる試行錯誤の始まりです。今回のみなさんは、本プロジェクトに対する関心がすでに高まっていたためか、どのグループも非常に活発に意見交換を行い、早いペースで合奏まで進んでいきました。

グループに1セット(1オクターブ分)のアンクルンを受け取り、合奏する方法をメンバーで考えます。
グループごとに工夫しながら合奏に取り組んでいました。
練習した後には、グループごとに合奏を披露してもらい、最後には全員で合奏しました。

グループごとにアンクルンの合奏を練習した後には、それぞれ合奏を披露しあい、さらにゼミ全体で合奏に挑戦しました。

最後は、モノ(実物資料)やヒト(留学生)の教育リソースとしての活用方法や本プロジェクトが実施するワークショップのねらいについて紹介し、質疑応答を行いました。約90分程度と限られた時間ではありましたが、レクチャーや体験を通じて本プロジェクトを包括的に理解を深めてもらうことを目指して行ったワークショップとなりました。本プロジェクトの取り組みを伝えるこのワークショップが、将来、教員を目指すゼミ生のみなさんにとって、少しでも有意義な学びの種になることを願っています。

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