5/3(祝)パルテノン多摩キッズファクトリーで出張博物館を実施しました

本学に隣接する多摩市で「パルテノン」と親しまれている複合文化施設パルテノン多摩。そのなかにある子どもと親子の体験室「キッズファクトリー」で、本プロジェクトは6年前よりさまざまなプログラムを開催しています。今回は5月3日(祝)に実施した、本プロジェクトの好評プログラム「世界の遊びと衣装の出張博物館」についてご報告します。

今回の出張博物館の様子。思い思いに世界の遊び道具や衣装を体験することができます。

毎年5月3~5日の3日間に渡り、同施設の最寄駅・多摩センター駅周辺では、「ガーデンシティ多摩センターこどもまつり」というイベントが盛大に開催されています。その期間中はいつにも増して、キッズファクトリーも大勢の親子で大にぎわいだそうです。このおまつり期間中に同施設で出張博物館を開催するのは、今回で2度目となります。

同施設をはじめ、地域社会のさまざまな施設や地域行事で出張博物館を定期的に開催していると、「この前も遊びにきてくれていたよね?!」「また来てくれたんだね!」という、そんな嬉しい再会があります。実は、本プロジェクトが大好きなかわいい常連さんがいます。それが草の根プロジェクトの「キッズファンクラブ」です。

世界のけんだまを楽しむ家族
三世代で一緒に韓国の「ユンノリ」を体験
世界のコマ。誰かがうまく回すと、完成や拍手が起き、次は「自分もやってみたい!」とチャレンジの輪が広がっていきました。
インド発祥のすごろく「へびとはしご」。シンプルなルールで小さな子どもたちにも楽しんでもらえました。

昨年のこの出張博物館に訪れたある親子がキッズファンクラブパスポートを持って遊びに来てくれました。「去年、ここ(キッズファクトリー)でたくさんの世界各地のこまやけん玉に触れ、とても楽しかったんです。連休中は多摩市内の親戚宅に遊びに来るので、今年もこの日にここへ来たら、また世界のいろいろな遊びができるかなと思って来ました。」住まいは少し離れたところだそうですが、1年間パスポートや本プロジェクトのパンフレットなどを大切に持っていてくれたそうです。

出張博物館での楽しみ方は十人十色、人それぞれです。子どもも大人も思い思いに楽しむことができます。ここでは、自分の目で本物を見て、自分の手で本物に触れ、親子や家族で言葉を交わし、手を取り合いながら、たくさんの「未知」や「異」に出会い、さまざまな発見や感動を共有する場・機会です。そのお手伝いをするのが草の根プロジェクトです。今後も各地で出張博物館を開催していきます。ぜひ多くの皆様に楽しんでいただけたらと願っています。

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