草の根プロジェクトは桜美林大学の授業も支援しています:「生涯学習概論」

「生涯学習概論」とは、博物館学芸員や教員を目指す学生が学ぶべき科目(必修科目)です。本学には、全学生に開かれている博物館学芸員課程が1995年より開かれています。また、本学リベラルアーツ学群には国内で唯一の博物館学専攻があります。このような課程、専攻に進もうとする学生が受講する「生涯学習概論」のクラスでは、今学期も数名ずつにわかれ、草の根プロジェクトを訪れました。

「多様な人々の多様な学び=生涯学習」を支援するとはどういうことか。博物館をはじめとした生涯学習施設が果たす役割とは何か。生涯学習概論とは、そういったことについて学ぶクラスです。

このような学習の理解を促すために、草の根プロジェクトをひとつの博物館として捉え、人々の生涯学習を支援するうえで博物館はどのような役割を果たし、どのような取り組みができるだろうか、といったことを草の根プロジェクトの事業・活動から考え、本プロジェクトを見学調査する学習活動を同科目では続けています

今学期の同科目履修生は、見学調査の時間を終了してもすぐに帰らず、さまざまな実物資料に目をやり、手に取り、興味津々な様子で楽しんでいました。また、私たちエデュケーターに対し、次から次へと質問を投げかけてきました。彼らの豊かな知的欲求に、エデュケーターも時間を忘れ、楽しい学びの時間を共にしました。

草の根プロジェクトは、学外の学校/社会教育の現場だけでなく、学内のさまざまな学習・研究に対しても積極的に協力・連携しています。在学中、そして、卒業後の人生において、社会・世界に貢献する人材育成のため、本プロジェクトは本学学生の学びと育ちを支援しています。

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