世界の実物体験ワークショップP+出張博物館P さがみはら国際交流ラウンジお茶会(夏休み子どもスペシャル)

「もどり梅雨?」と言われる雨模様の涼しい日が続いていましたが、蝉の声が復活してきた今日この頃。8月も残りわずかとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さがみはら国際交流ラウンジでは、日本人と外国人(外国につながる人)との交流の場「お茶会」を毎月定期的に開催されています。このたび、同ラウンジより協力開催のご依頼を頂き、「お茶会-外国人との交流広場 ”休み子どもスペシャル”」と題した会を、先週末8/20(日)に行いました。今回は、日本や外国につながる多様な子ども・保護者や家族が集い、私たちの持つ世界の遊び道具や民族服、そして楽器などをみんなで楽しく体験できるような場づくりをしました。

参加者全員で世界の遊び道具や衣装、楽器を体験して楽しみました。

当日は定員70名をはるかに上回る参加者とラウンジ関係者、そして私たち草の根プロジェクトのメンバーが計約140名も集まり所狭し!日本・中国・韓国・フィリピン・ベトナム・タイ・カンボジア・スリランカ・アメリカ・カナダ・メキシコ・ペルー・パラグアイ・ブラジルの、抱っこされた赤ちゃんやからご高齢の方まで、元気いっぱい笑顔いっぱいでさまざまな文化に触れ、共に楽しい時間を過ごしました。

アイスブレイクのゲームのデモンストレーションを行う草の根プロジェクトの学生スタッフ。

前半はさがみはら国際交流ラウンジの企画によるいろいろなことばのあいさつやじゃんけん大会、体をつかったアイスブレイクの歌ゲームなどをしました。草の根プロジェクトの学生メンバー7名は、当日の朝、歌ゲームのデモンストレーションを急きょお願いされ、ことばと振り付けを短時間で覚えました。しかし、そこは、草の根プロジェクトの学生メンバー!本番では大勢のみなさんの前で楽しく披露することができました。

後半は私たち草の根プロジェクトの出番です。今回は実物体験のミニワークショップを組み込んだ出張博物館。幅広い年齢・年代、国も言葉も異なる初対面の子どもや大人のグループでインドネシアのこま「ガシン」の回し方に協力して試行錯誤してもらいました。これこそ、まさに多様な人間同士の協働です!ことばで伝えあえず苦戦するものの、お互いの表情や手先をしっかり見つめ、知恵を出し合おうとする姿が見られました。

インドネシアの竹で作られたコマを回す。

この日、私たちのミニワークショップと実物資料に触れてくれたのは、参加した親子にさがみはら国際交流ラウンジのスタッフほか関係者を含めると、なんと130名以上でした。年齢・年代、国・言語、社会的な立場など背景が異なる多様な人々の交流・協働の場に貢献できたことを嬉しく思います。参加した草の根プロジェクトの学生メンバー(ちなみに、この日は日本人学生+中国と台湾からの留学生)にとっても、自分たちが日頃お世話になっている相模原市が多文化・多言語共生をめざすまちであることを肌で実感する機会となったようです。

多様な国籍、幅広い世代のみなさんが集い、ゲームや様々な遊びを通して交流しました。

なお、この日の活動の模様がFM HOT839(FMさがみ)の番組「夕やけHOT839」のなかで「地域の話題」として取り上げられました。にぎやかな活動とともに、エデュケーター(岩本)がインタビューにお応えした様子は8/21(月)に放送されました。

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