7月25日(火)に相模原市立向陽小学校のサマースクールで世界の実物体験ワークショッププログラムを実施しました。向陽小学校でのワークショップは今年で4回目となりました。今年は低学年では、インドのすごろく「へびとはしご」を遊び、高学年では世界のコマとけんだまの体験を行いました。
低学年の回は、初めに大きなポスターサイズのゲーム版で遊び方を紹介し、それから全員で楽しみました。へびとはしごは、シンプルなルールですぐに誰でも遊ぶことができます。この日もはしごを登ったり、へびに捕まって落ちるたびに大さわぎしながら遊びました。
高学年の回では、人数が5名と少なかったこともあり、2名の担当の先生も交え、世界のけんだまとコマで触察・協働ゲームを行いました(詳しくは7/12に桜美林大学の博物館教育論での報告をご覧ください)。触察したり観察したり、コマの形をじっくり確認した後は、メキシコ、タイ、スペイン、日本の糸引きコマや、インドネシアの竹の鳴りコマ、トルコやモロッコのコマの回し方を考えたり、コマ回し競争をして楽しみました。
すごろくやコマは子どもたちにっても身近なものですが、こうした体験を通じてそれらと共通する部分と異なる部分を合わせ持つものが世界中にあるということに気づくきっかけになればと願っています。