身近な地域で開く、子どもも大人も 一緒に楽しみ、学べる小さな博物館
このプログラムは、学校や社会教育施設などで行われるさまざまな行事において、世界の遊び道具や民族衣装を体験できる出張博物館を草の根プロジェクトが出展するものです。 展示するのは、コマやけん玉のほか、すごろくやマンカラなどのボードゲーム、さらに世界各国の民族服や帽子などです。これらは行事の開催中どなたでも体験することが可能です。
展示会場には実物資料を展示するだけでなく、エデュケーターと複数の学生スタッフが常駐し、 来場者に積極的に働きかけることで体験を促します。 また、会場では「草の根プロジェクトキッズファンクラブパスポート」と「ミッションシート」を配布します。「ミッションシート」に当日展示している実物資料を題材にした課題が示してあり、それをクリアすることでパスポート にスタンプを集めることができます(例:「このコマを回そう」「大学生とボードゲームで遊ぼう」等)。
スタンプを一定数集めるとオリジナルグッズをもらうことができます。こうした仕掛けにより、多くの方の興味・関心を刺激し、 体験を通じて学びを得る場としています。 出張博物館は、身近な場所で異文化と親しみ、 子どもから大人まで楽しみながら世界を広げる学び場です。
展示する遊び道具等の実物は、実施日程や会場のスペースによって選定します。会場の設営、撤収作業は草の根プロジェクトにて行いますが、当日使用する机や椅子等の備品は、計画に応じてご準備をお願いします。
出張博物館の特徴は、誰でも自由に遊びを通して異文化に触れられるという点です。そして、もう一つの特徴が一人で静かに実物資料を観察したり、解説を読むのではなく、一緒にやってきた家族や友人、あるいは他の来場者、草の根プロジェクトのスタッフなどと一緒に楽しむことができるという点です。会場では、さまざまな遊びを通じて、文化について学びを得ると同時に、そうしたプロセスを共有した他者との関わりに、多くの気づきを見出すことができるのではないかと考えています。そして、このような体験や気づきが長く記憶に残り、一人ひとりの世界を広げるきっかけとなることを期待しています。
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【出張博物館で展示する実物資料の例】
世界のコマ
動画ギャラリー世界のコマ回し方ガイド
6種類のコマの回し方を動画でご紹介します。