上野ルート

(注)文中のアルファベットは、地図中の地点と対応します。

スタート

[A]JR上野駅

東京駅から10分弱、新宿駅から25分で到着。新幹線も乗り入れており交通の便はとても便利です。新幹線ホームは間近に新幹線を見ることが出来たり駅構内にはお土産を買えたり構内を見るだけでも時間が過ごせます。

主要なスポットは駅からどれも近いですが、下町の雰囲気と文化施設が共存しており、違う街を歩いているような気持ちになれます。

上野駅公園口(安藤明日香撮影)

▼徒歩5分

[B]国立科学博物館

その数は400万点以上とも言われる展示数を誇る、日本有数の博物館。「科博」という愛称で知られています。一日中いられそうな広さがあり、「想像力の入口」というキャッチコピーにふさわしく好奇心を掻き立てるような幅広い科学の展示がされています。(安藤)

一般・大学生:620円/高校生(高等専門学校生含む)以下:無料
※現在はオンラインによる事前予約が必要。
詳しくは国立科学博物館公式サイトをご覧ください。

国立科学博物館日本館(安藤明日香撮影)
国立科学博物館旧正面玄関(安藤明日香撮影)

[C]上野恩賜公園

1873年(明治6)に日本初の公園のひとつとして指定された歴史あるスポットです。広大な敷地の公園内には、東京国立博物館、国立科学博物館をはじめとして、国立西洋美術館、東京都美術館、上野動物園といった文化施設があります。

桜の名所であり、「上野の森」とも呼ばれる緑豊かな公園で、西郷隆盛の銅像が立っていることでも有名です。公園内にはいくつかのカフェもあり、外の自然を楽しみながら友だちや家族とくつろぐことができます。(安藤)

上野恩賜公園(安藤明日香撮影)
パークサイドカフェ(安藤明日香撮影)

▼徒歩5分

[D]アメ横

JR山手線「上野」駅と「御徒町」駅間にあり、戦後の闇市から発展したといわれています。約400店といわれる店舗がひしめき合う商店街です。

幅広いジャンルの買い物が楽しめ、お値打ちな食事や食べ歩き、昼飲みができるスポットとしても人気です。にぎやかな呼び込みが風物詩で、値切り交渉している人たちを頻繁に見ることもできます。(安藤)

アメ横(安藤明日香撮影)

(番外編)湯島まで脚を延ばしてみよう

湯島は日本で初めて博覧会が開かれた場所。上野歩きに1日余裕がある人は、ぜひ湯島にも足を延ばしてみてはどうでしょう。

東京復活大聖堂教会

「ニコライ堂」とも呼ばれ、壮大で堅牢な中にも細やかな装飾は、パッと見ただけでも印象に残ります。その美しさは国の重要文化財に指定されるほどです。内部の撮影はできませんが、美しいステンドグラスは思わず心を惹かれます。(安藤)
※2020年10月現在、信徒・啓蒙者以外は一般拝観参観日のみ聖堂内に入ることができます。

東京復活大聖堂教会(永田涼乃撮影)

湯島聖堂

江戸時代は、幕府直轄学校「昌平坂学問所」としてその名が知られおり、明治維新後も近代教育の拠点として国内初の図書館、後に筑波大学やお茶の水女子大に発展することになる学問機関も置かれました。

1872年(明治5)に、大成殿で日本初の博覧会が開かれました。またその付近にある坂の一つは「昌平坂」といわれており、浮世絵などにも描かれています。(安藤)

仰高門(永田涼乃撮影)
大成殿(永田涼乃撮影)

神田明神

日本三大祭り、江戸三大祭りの1つとして有名な「神田祭」を古くから取り行っており、江戸の幕府や庶民に愛されてきた神社です。初詣の時期には約30万人以上が訪れるほどの人気を誇る江戸下町のシンボルです。(安藤)

随神門(永田涼乃撮影)

湯島天神

学問の神様菅原道真公を祀っており、毎年受験生も多く訪れます。泉鏡花『婦系図』の舞台としても有名で、梅まつりなど季節行事も多くあり、訪れる人をいつでも楽しませています。 (安藤)

湯島天神(永田涼乃撮影)