(注)文中のアルファベットは、地図中の地点と対応します。
スタート
[A]JR吉祥寺駅
新宿から中央線で15分、ファッション、グルメ、文化、自然と何でもそろう魅力的なまち・吉祥寺。駅の近くで何でも揃う利便性と、豊かな自然が取り囲む居心地の良さによって、長年「住みたい街ランキング」の上位に居続けています。(菅原・林)
JR吉祥寺駅:中央線(快速)、中央・総武線(各駅停車) 新宿から約13分
京王吉祥寺駅:井の頭線 渋谷から約17分
▼徒歩約10分
[B]都立井の頭恩賜公園
1917(大正6)年5月1日に、日本初の郊外型公園として開園しました。都会のオアシスとも呼べる癒しスポットの一つです。
スワンボートが行き交う井の頭池の光景は、周囲の四季折々の装いによって印象が変わります。
桜の名所となっており、井の頭弁財天[C]や井の頭自然文化園 [D]が楽しめます。(菅原・林)
▼徒歩約20分(1.5km)
[E]三鷹市山本有三記念館
小説「路傍の石」や「真実一路」などの作品で知られる作家・山本有三が、1936(昭和11)年から1946(昭和21)年まで家族とともに住んだ家を一般公開しています。
山本有三は、武蔵野村(現武蔵野市)吉祥寺に住んでいましたが、執筆に適した環境を探している中で、三鷹村(現三鷹市)の静かな環境を気に入り、購入を決意。土地と建物を購入し、母と妻、4人の子どもたちとともに移り住みました。(菅原・林)
開館時間:午前9時30分~午後5時
入館料:一般300円/団体200円(20名以上)
▼徒歩約5分(650m)
[F]三鷹の森ジブリ美術館
トトロのいる受付が目印となり、ジブリ作品の世界を彷彿とさせるような建物のつくりが特徴的です。屋上には「天空の城ラピュタ」に登場する「ロボット兵」も・・・。ジブリ作品を見たことがある人・そうでない人も楽しめる所です。
2001年の開館以来、名作の世界を味わえると人気ですが、たとえ映画を見ていなくても、アニメーション映画作りの一端を見ることができ、ものづくりへの情熱がうかがえます。(菅原・林)
大人1000円/中高生700円/小学生400円/幼児100円(4歳未満は無料)※日時指定となっているため事前にローソンでチケット購入が必要です。
▼徒歩約20分(1.4km)
ゴール:[G]JR吉祥寺駅
吉祥寺駅の周りには、大型店舗だけでなく商店街も多数存在し、個性的な店が並んでいます。
異なる雰囲気を持つ商店街は、大型商業施設と共存し地域住民の生活を支えている一方で、遠方からも大勢の人々が訪れています。(菅原・林)
(番外編)吉祥寺の歴史
江戸の大火事(明暦の大火)で焼き出された吉祥寺門前町(現東京・水道橋周辺)の住人が、五日市街道沿いに移住し、「吉祥寺」を村名とした。
その後、1899(明治32)年に甲武鉄道(中央本線の前身)吉祥寺駅が開業、街の発展に貢献した。
1923(大正12)年の関東大震災によって、都心からの移住も増加、市街地化が進む。
戦後は闇市が生まれ、その後、現在の街へと発展していった。(菅原・林)