この章では、私たちゼミ生が実際に行った御朱印巡りのコースについてご紹介します。

御朱印を手にしたことがない方でも、身近に、気軽に御朱印に触れるきっかけになればと思い、一日あれば十分回りきれるよう各コースを考えました。移動手段も徒歩と電車に絞っていますので、「行ってみたい」と思ったらぜひ手軽に訪れてみてください。

横浜市営地下鉄ブルーライン沿線、京急線沿線、相模原市周辺でそれぞれ御朱印巡りのコースを考えました。この3つのコースをご紹介します。(桐山 景)

私たちのオススメ御朱印巡り

①横浜市営地下鉄ブルーラインコース

横浜市営地下鉄ブルーラインコースでは、「伊勢山皇大神宮」、「金刀比羅大鷲神社」「お三の宮日枝神社」の3つの神社を巡りました。桜木町駅から始め、また戻ってくるまで2、3時間あれば回れる気軽なコースになっています。

ブルーライン桜木町駅を出発し、徒歩10分ほどで一つ目の「伊勢山皇大神宮」に到着します。

桜木町駅に戻り、ブルーライン湘南台方面に乗車、3つ隣の阪東橋駅で降車します。駅からは歩いておよそ5分で二つ目の神社、「金刀比羅大鷲神社」に着きます。こちらは住宅街の中にあり、金刀比羅神社と大鷲神社が併合されています。

次の「お三の宮日枝神社」へは、先ほどの阪東橋駅からは湘南台方面へ1駅進んだ吉野町駅から向かいます。この神社は駅からは歩いて3分、小学校の隣に位置します。

3つの神社で参拝を終え、それぞれで御朱印をいただきました。短時間で巡れるコースですので散策をしながら知らない町を歩いてみてはいかがでしょう。(桐山 景)

②京急コース

京急線沿線のコースを紹介します。

まず、京急大師線川崎大師駅南口を出ておよそ10分、正月には多くの参拝客でごった返すという、「川崎大師平間寺」に向かいます。境内の端に構える広々とした社務所で御朱印をいただきました。中央には「厄除遍照殿」の文字、左には、「大本山 平間密寺」と書かれています。

そして川崎大師から10分ほど歩き、東門前駅を過ぎると、「自動車交通安全祈祷殿」に着きます。ここはその名の通り、安全運転を祈願する場所で、お堂の前には広い駐車スペースがあります。かなり独特な建物であったのが印象的でした。御朱印には「川崎大師祈祷殿」の文字が記入されていました。

そして京急線で移動し大鳥居駅へ。駅から10分ほど歩くと、「羽田神社」に到着します。場所柄、航空関係で参拝する人が多く、絵馬にはパイロットやCAを夢見るものも多く見受けられました。御朱印は先ほどと比べてかなりシンプルで、中央に「羽田神社」の文字、右下には神社と飛行機のスタンプが押されていました。また参拝記念として、飛行機をかたどった付箋もいただきました。(太田大翔)

③相模原コース

桜美林大学近くの相模原市周辺で御朱印巡りのルートを考えました。

最初に、JR横浜線の淵野辺駅から8分ほど歩き「新田稲荷神社」に向かいました。そこから「山王日枝神社」に行きました。淵野辺駅からJR横浜線で矢部駅に移動し、「村富神社」へと移動。これら3つの神社は、コロナ禍という状況もあり社務所が開いておらず、「亀ヶ池八幡宮」で御朱印をもらうことになります。

次にJR横浜線で相模原駅へ行き、「相模原氷川神社」へと向かいました。駅からはバスも出ています。さらに橋本駅へ移動し、「橋本神明大神宮」へ。こちらも社務所は開いておらず、御朱印をいただくためには、やはり「亀ヶ池八幡宮」に行く必要があります。

JR相模線に乗って上溝駅へ移動し、「亀ヶ池八幡宮」へと向かいます。この神社でようやくこれらの神社の御朱印をいただくことができました。 (小川拓海)