【報告】またまた!パルテノン多摩で出張博物館を開催しました:2019年5月18日

2019/5/18(土)パルテノン多摩(正式名称:多摩市立複合文化施設パルテノン多摩):世界のすごろく・ボードゲーム限定!出張博物館(60分)+すごろく・ボードゲーム工作ワークショップ(小学校3年生以上60分)

先月、5月3日に世界の遊びと衣装の出張博物館を開催したパルテノン多摩(正式名称:多摩市立複合文化施設パルテノン多摩)キッズファクトリー」で、またまた出張博物館を開催しました!第2段は世界各地のさまざまなすごろくやボードゲームに特化した特別バージョンです。

「レーシングクラウン」というインドのすごろくを遊ぶ子どもたち。

出張博物館を各地域のさまざまな現場で開催していますが、来場者を見てみると、女の子や女性が多く見られます。お母さんやおばあさんが子どもたちを連れてこられるケースが多く、色とりどりの民族服を子どもたちと楽しまれている姿を目にします。しかし、この日は、男の子やお父さんの参加が多かったようです。パルテノン多摩キッズファクトリーの職員さん曰く、「いろいろなすごろくやボードゲームを楽しめる博物館がやってくる!」ということで、それをめあてに遊びに来てくれたのではないかということです。すごろくやボードゲームを介して、父子の間で自然に会話が弾み、一緒になって夢中になれる空間であったようです。出張博物館は、社会教育の現場との協力・連携であると同時に、家庭教育にもつながり、ささやかではありますが、貢献しているのだということを実感することができました。

韓国の「ユンノリ」。 子どもだけでなく大人の方も夢中になって楽しんでくれました。

この日は、出張博物館は1時間と短時間の開催でしたが、70名ほどの来場者が楽しんでくれました。その後は、事前申込をしてくれた小学校3年生以上の子どもたちと、すごろく&ボードゲーム工作を楽しみました。出張博物館で楽しんだ本物をまねて作って持ち帰れるとあってか、このワークショップの参加児童も男の子が半数以上を占めました。子どもたちは、インド発祥のすごろく「へびとはしご」をそれぞれ思い思いに作っていました。「へびやはしごをどんな大きさで、どんな配置にしたら、どんなおもしろいゲーム展開になるだろうか」子どもたちの想像はふくらみます。そばでサポートする私たちも、そのわくわくを共有することができました。

インドの「へびとはしご」とモンゴルの「シャガイ」を配した展示台。
自分だけの「へびとはしご」づくりに取り組む子どもたち。

パルテノン多摩の親子でさまざまな体験やものづくりができるキッズファクトリーと連携してさまざまなプログラムを開催するようになり、7年がたちます。私たちは、同館のような複合的な生涯学習施設、近隣自治体・各地域の公民館、あるいはPTA活動といった各種社会教育の現場のみなさんと協力・連携し、さまざまな学びづくりに取り組んでいます。ご興味をお持ちの関係者のみなさま、ぜひこちらをご参考にしてにしていただければと思います。

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